哺乳類としてのクジラの歴史ではなくここでは捕鯨の歴史を追ってみようと思います。
日本での旧式(古式)の捕鯨方法は「あみとり式捕鯨」と呼ばれる和歌山県で発祥した
方法が利用されていましたが江戸末期のアメリカからの捕鯨船による大量の捕鯨操業により
衰退してしまいました。
この方法はまず山の上から見張り番を立て、クジラを見つけるとのろしや旗などで海上の仲間達にクジラの位置と種類を伝えるという大変な作業で船の数も大小含めて20隻にも及ぶ大掛かりなものでした。
現在の捕鯨は小型沿岸捕鯨と呼ばれる小さな船での操業が主のようです。
捕鯨砲を用いて捕鯨をしていますが今では小型のクジラのみ許されていて
以前のようにミンククジラを捕鯨することはできません。
日本では捕鯨できる地区(海域)が決まっていて同時に頭数も定められた数しか捕鯨できません。
捕鯨されたクジラはいったん研究施設で研究されてから食用となる場合もあるようです。
謎の多い生き物であるクジラの生態を知ることで捕鯨に対する認識を変えようという
目的もあるであろう「調査捕鯨」には各国から賛否両論の意見が出ています。
戦後の重要なたんぱく源であったクジラの肉を巡る問題は今も尚解決の糸口を見いだせていません。